こんにちは、解説ゾロです!
今日は、洗濯機で使っていた昔ながらのこんな蛇口(下写真)から、2か所の水漏れを発見して修理をしました。とっても簡単に水漏れの修理ができたので、備忘録を兼ねての「ちょっとした体験」記録です。
大変スミマセンが、性質上、作業を保障するものではありませんので、そこのところご了承いただいて、作業をする場合は自己責任でお願いします。業者さんに頼む!もアリですが、水道修理業者はトラブルが絶えないようなので、気をつけください。
先日もこんな記事を読みました。皆さん注意して下さい!
東京都下水道局のツイートです。
「トイレがつまったことに慌ててインターネットで修理業者を検索し、上位に出てきたサイトで依頼をした結果、高額な料金を請求されるトラブルが増えています。そんな困った時の連絡先を下水道局ではお知らせしておりますのでご活用ください。」
引用:東京都下水道局(2022年1月18日)ツイート
本題に戻ります!この水漏れですが、だいぶ前からポタポタまでいかないジト~っとほんの少し水が漏れているのに気づいたのです。たまたま蛇口から洗濯機のホースを外した時もそこから、ジト~っと!
だぶん原因は、パッキンとコマ(部品の解説と品番は後ほど詳しく画像で・・・)だろうと予想をつけて、部品だけはホームセンターに行ったついでに買ってありました。
いつか修理しないと、しないと、と思いながら、妻は気づいてないようなので、そっとしておきました。笑!まっ!そのうちやるか!と・・・それから、数カ月、イヤもっとかな!放置状態だったのですが、ジト~じゃなくて、ちゃんとポタっと漏れた水滴を偶然目撃してしまったのです。ヤバッ!(心の叫び)
ポタっ!と落ちた一滴を見てしまったので、もうやるしかありません。笑!我が家はマンションなので、下の家が水浸しになる前に・・・。
蛇口のタイプと漏れる場所
⇩冒頭でも説明しましたが、今日修理したのは、古いタイプの普通の蛇口です。そして気になるジト~ポタっの水漏れは、下記「水漏れ写真」の
①と
②の、2か所(正確には3か所ですが、①の2つの💧は1つの部品の交換で直るので2か所にしました)です。⇩
★水漏れ写真★(解説中に「水漏れ写真」って、よく出てきます。この写真のことです。)
水漏れの場所によって、交換する部品やパッキンの種類も変わってきますし、交換する場所も変わるので、見極めてからが、始まりです。
一度乾いたタオルで蛇口の水気を取り除けば、漏れてる場所がわかりやすいです。
私は、両方ですが。笑!
用意するもの
私の場合、用意するものは、4つです。これは、2か所の水漏れの場合なので、1か所であれば用意するものは、3つだけです。(交換部品の数で前後します)必要な工具も部品もそこそこのホームセンターなら置いてあります。
1.水道用のモンキーペンチ(レンチ) 2.青いネジ用のペンチ
⇩1つ目は、
①のナットを回せるモンキーペンチ(レンチ)です。この①のネジは、微妙にサイズが大きいので、普通のモンキーペンチ(レンチ)だと挟めないことがあります。そして、もう一つは、
②のハンドルの頭にある青いネジを回すための、ペンチです。モンキーペンチだと滑ってしまうので、
2つ目は、
③のような、普通の挟むペンチがやりやすいです。挟んで回す時に、ハンドルに傷がつかないように注意して下さい。⇩
⇩私のモンキーはコレです☟ちょっとカワイイモンキーでしょ!とっても使いやすいです。蛇口のナットに合えば何でもOKなんですが。⇩
3.パッキンの品番
⇩このパッキンは、「水漏れ写真」の、①の水漏れ修理に使うパッキンです。他の会社からも出ていると思いますが、買ったのは㈱カクダイという会社の部品で、ホームセンターにありました。
このパッキンは、横から見ると少し三角形の形をしていて、ナットの中にあります。品番は「792-819」です。通販だと、2個セットのようでした。⇩
4.ゴム付きケレップ(コマ)の品番
⇩この部品は、「水漏れ写真」の、②の水漏れ修理に使う部品です。こちらも、㈱カクダイという会社の部品でした。
①の場所にありますが、外からは見えません。品番は「9072」です。コマのようですよね。子供の頃、何だか知らなかったのですが、家にあったので実際回して遊んでました。水道屋ではないのですが・・・笑!⇩
はい、モンキーもペンチも部品も揃って、用意万端なので、いよいよ始めます。
水道蛇口の水漏れ修理
水道の元栓を閉める
何は無くとも、まず水道の元栓です。これは、忘れないように必ずやらないと、大変なことになります。笑!
元栓は、建物によって場所も違いますが、集合住宅なら大抵は玄関の外付近にあると思います。戸建ても玄関の外にあると思います。
私も、私がいない時に、もし水が漏れたら慌てないで、この栓を閉めればとりあえず水は止まるから!それからゆっくり考えればいいからね、と。こっちはガスの元栓だよと、妻と子供に言ってあります。笑!
元栓を締めたら、一応、他の場所の洗面所や台所の蛇口をひねって水が出ないことを確認してから作業を始めます。
ナットを緩める
水が出ないことの確認が出来たら、始めますが・・・ここでチョットチョットです。
私は「水漏れ写真」の②のケレップの交換を先にしました。同じ2か所の修理ならば、この順番でも大丈夫ですが、パッキンだけを交換したい場合は、目次の「パッキンの交換」の後に「パッキンだけを交換する方法」を用意しましたので、そちらの方がわかりやすいと思います。では、始めます。
⇩蛇口のハンドルの下の、
①のキャップ(袋)ナットを緩めます。この時、ナットが硬い場合は蛇口の元の方が動いてしまうことがあるので、蛇口がグラグラしないように全体を手で押さえながら、緩めて下さい。⇩
ケレップの交換
⇩ナットは一度緩むと、後は手で回りますので、ナットを緩めながらがハンドルも同じ方向(水を出す方向です)に回していくと全体が外れますので、ハンドルを持って、ゆっくりと上に持ち上げて外して下さい。その中に、見えにくいですが、ケレップ(コマ)があります。⇩
⇩指が入るほどの穴ではなく、中からケレップを取り出すのが難しいので、私は毛抜きを使いました。ピンセットがあれば、最高です。⇩
⇩そして古いケレップを抜いたら、新しいケレップと交換します。また古いのを間違えて入れないように・・・笑⇩
ケレップだけの交換の場合は、この後、外したハンドルを元に戻して、ハンドルを閉めながら、ナットも閉めたら終了です。
水が出ない状態にハンドルを閉めたのを確認したら、水道の元栓を開けて水漏れが直っているか確認して下さい。
続いて、パッキンも交換する場合は、続けて下さい。
パッキンの交換
⇩次は、ハンドルの下のパッキンを交換します。蛇口を元通りにしてからでもできるのですが、そのまま続けます。
パッキン交換は先ほどハンドルごと外したモノの、青いネジを外します(ゆるめます)ハンドルに傷をつけませんように。⇩
⇩ネジが外れたら、ハンドルを真上に抜くと外れます。その下にあるスパナで緩めたナットも外します。そのナットの中か下に、黒いパッキンとワッシャーがありますので外して下さい。パッキンがナットの中にある場合はドライバーとか少し細いもので引っ掛ければすぐ取れます。⇩
⇩古いパッキンとワッシャーを外したら、新しいワッシャーを先に入れて、次は、パッキンを入れますが、パッキンは上下があるので、少しとんがった方を上にして入れます。(品番792-819)
入れたら、ハンドルを真上から棒に戻して入れ、青いネジで締めて元の形に戻して下さい。⇩
蛇口を元に戻す
⇩できましたら、蛇口に戻します。ここも真っすぐ上から入れて、ハンドルも少し回して(今度は水を止める方向です)入れながら、ナットも締めますがネジ山がちゃんと合っているか確認しながら、初めは手で締めて下さい。⇩
⇩締めるのに、手の力ではきつくなったら後は、スパナで締めていきますが、ほどほどにキュっと占めて下さい。そして、ハンドルもほどよく最後まで締まってるか確認して下さい。元栓を開けた時に、ドバーっと水が出ないように締めておきます。⇩
水道の元栓を開けて、終了
ハイ、部品の交換は終わりましたので、いよいよ水道の元栓を開けて確認します。
蛇口のハンドルをひねると水が出てきました。普通に水が出ればOKですが、水を止めてる状態の時に、水漏れが無いかを確認しないと、意味がありませんので、私はじーっとしばらく見ていました。完璧です!笑
パッキンだけを交換する方法
⇩ここからは、パッキンだけの交換方法です。水道の元栓を閉めたり、用意する工具は同じですが、部品は、この「792-819」だけです。
写真のパッキンとワッシャーを使います。⇩
⇩「水漏れ写真」の、
①からの水漏れだけを修理する場合の方法です。②からは漏れていない場合です。①の水漏れ修理は、ハンドル下のナットの中にあるパッキンの交換で直りました。⇩
⇩では、まず、青いネジを緩めます。普通のペンチで回して、全部外します。ペンチを回す時にハンドルに傷がつかないように注意して下さい。⇩
⇩青いネジを外すと、ハンドルは真上に抜けますので、抜いて下さい。⇩
⇩ハンドルの下にあるナットをモンキーペンチで緩めて、全部回して外します。⇩
⇩ナットの下にある黒いパッキンを外します、その下にワッシャーもありますので、それも外します。ワッシャーは、一か所を指で押すと反対側が浮きますので取りやすくなります。⇩
⇩外れたら、今度は新しいワッシャーとパッキンとを入れます。外した時と逆の順番で組み立てます。まず、
・新しいワッシャーを入れて下さい。
・次は、新しい黒いパッキンを入れます。
・ナットを入れて閉めていきます。初めはネジ山を合わせて手で締めて行き最後にモンキーペンチで「キュっ」とほどよく締めて下さい。⇩
⇩ハンドルを真上から差し込んで、青いネジを入れて、ネジを締めます。ほどよくです。笑!⇩
ハンドルを閉めて、通常で水が出ない状態にしたら、水道の元栓を開けて、ゆっくりハンドルを回して水を出して下さい。水が出ればOK、なおかつ水を止めた時に、水漏れがなければ大成功というところです。
しばらくジーっと見つめてくださいませ。笑!
水漏れって気になりますよね!早くスッキリしますように!
では、また。解説ゾロでした!
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