こんにちは、解説ゾロです!
購入直前で、ケンジントンの「エキスパートマウス」と「スリムブレード」のどちらにしようか迷っている方必見です!
エキスパートマウスの上記リンク先では、「ワイヤレスタイプ」又は「有線タイプ」の商品に切り替えて見ることができます。
スリムブレードの上記リンク先では、ボール色が「グレー」又は「レッド」の商品に切り替えて見ることができます。
今日は、前編の、エキスパートマウスとスリムブレードの【外観の比較】に続き【使用比較】と題し「スクロールの方法」「接続方式」「クリック感」など使用感がなるべくわかりやすいように画像を見ながら比較解説いたします。一緒に迷いましょ!
ケンジントン製品の窓口は、アコ・ブランズ・ジャパン㈱
購入時には何かとスルーしてしまいがちな内容が「アフターフォロー」です。商品が故障したり不良品だった場合の対応です。もちろん商品スペックなども重要ですが、何かトラブルがあった場合に親身になって適切に対応してくれる体質の会社かどうかがとても重要なポイントになります。
買わなきゃよかった!二度と買わない!と後悔しないように、購入前に知っておきたい要点です。
トラブル時の会社の対応も同じように「この会社の物は二度と買わない!」と、バイバイするか、たとえ故障があっても「対応が安心感」に繋がれば、会社との絆が深まりお互い幸せな人生が送れます(笑)ので、会社について少しだけお話します。
ケンジントンは1981年に米国カリフォルニア州サンマテオ(シリコンバレー近郊)で設立されたブランドで米国イリノイ州レイクチューリッヒに本社を置く「ACCO Brands Corporation」という会社が提供しています。前身は1893年にオフィス用品会社として設立しペーパークリップのメーカーでもあり、ビジネス向きの製品を扱う世界最大手のグローバル企業です。
日本では、ACCO Brands Corporationが100%出資の「アコ・ブランズ・ジャパン㈱」という会社があり、前身が1961年(昭和36年5月)に設立して現在は東京都中野区に本社を置き、2012年よりケンジントン製品の取り扱いを始めています。故障・修理・問い合わせなどは、こちらのカスタマーサービスなどが窓口となります。
私も実際、アコ・ブランズ・ジャパン㈱に購入前何度か問い合わせをしましたが、とても丁寧に対応して頂きました。そして、口コミやブログでも、購入後の不良品や故障の交換などトラブル時の対応がとても良く、丁寧で敏速な対応だったとする好印象の内容が多くありましたので、安心して購入することができました。
【使用比較】ケンジントン エキスパートマウスvs.スリムブレード
それでは、実際の使用比較の最初の内容は、特徴のあるスクロールから解説していきます。
スクロールの比較
スクロールに関して「【外観の比較】ケンジントンExpertMouseとSlimBlade」の記事でも解説していますが、ケンジントンのトラックボールマウスの一番の特徴はスクロールの方法だと思います。
「エキスパートマウス」も「スリムブレード」も一般のマウスにあるスクロールホイールが見当たりません。初めて気づいた時は驚きでした。スクロールはどうやってやるんだろう・・・です。笑
そして「エキスパートマウス」と「スリムブレード」の比較でも大きな違いの1つがスクロール方法です。
エキスパートマウスのスクロール方法
エキスパートマウスは、ちょっと見づらくて恐縮ですがボールの回りに黒くてギザギザのリング、
①があります。このリングを、
②のように、お好きな指を1本でも2本でも使ってジリジリと回すことでスクロールができるのです。このスクロールリングはケンジントンの特許ということです。
スリムブレードのスクロール方法
スリムブレードは、エキスパートマウスのようにボールの回りに動くリングはありません・・・が、
①のように、ギザギザリングの代わりにシルバーのキラキラがボールの外周にあります。そのキラキラに指を乗せ、滑らせながら指の腹でボールを一緒に動かすと、ボールは水平に回転します。そのボールを水平に動かすことでスクロールになります。チリチリっといい音が聞けます。難しそうですがまったく何の問題も無くすぐに慣れます。慣れてくれば、キラキラに指を這わせなくてもボールだけを水平に動かせるようにもなれます。
今までの普通のマウス違い、とても特徴のあるスクロールですので、ちょっと不安方も入らっしゃるかも知れませんが、私はスクロールという動作に関しては、リングやボールを数回ジリジリ、チリチリするだけで「なるほど」とすぐに慣れましたので、過度の心配は不要かと思います。
接続方式の比較
接続方式は下の図を見ながら解説していきます。
- №1のエキスパートマウス ワイヤレストラックボール(K72359JP)の接続方式は、
「無線2.4GHz USBレシーバー)」と「Bluetooth接続」(単4電池✕2付属)の2種類の無線接続ができます。 - №2のエキスパートマウス 有線トラックボール(K64325JP)の接続方式は、
「USBの有線接続」(電池不要・ケーブル長180cm)のみです。
- №3 スリムブレード プロ トラックボール(K72085JP)
「無線2.4GHz USBレシーバー)」と「Bluetooth接続」(USB‐Cポートから充電)と「有線接続」の、2種類の無線接続と有線接続ができ、合計3種類の接続が可能です。 - №4 スリムブレード トラックボール(有線)(K72327JP)
「USBの有線接続」(電池不要・ケーブル長150cm)のみです。
「スリムブレード プロ トラックボール」は、ワイヤレスと有線のどちらでも接続できるので、とても得した気になります。ちょっとお高いですが、笑!上の画像の№3をポチっとすると今日の価格がわかります。
クリック感の比較
- クリックが反応するボタンの範囲
- キチっと押された感があるかどうか
- 押す力は軽いか硬いか
- 意外と気になるのがクリックした時の「音」
- クリックが反応するボタンの範囲は?
下図の①~④の赤枠内のボタン上であれば例え端の部分でも同じようなクリック感が得られます - クリックがキチっと押した感があるかどうか?
押した指にしっかりと安心感の手応えと音がします - 押す力は軽いか硬いか?
赤枠内のどこをクリックしても同じクリック感で、軽いが確実にクリックができるという感覚です - 意外と気になるのがクリックした時の「音」は?
音に関してはハッキリカチッとした音ですが、気になる方は量販店などのデモ機で確認したいところです。
- クリックが反応するボタンの範囲は?
エキスパートマウスのようにハッキリ区別されたボタンではなく、薄いボディ全体を四等分に区切った
①②③④がボタンエリアという感じで、ボールから遠くなるほど反応が鈍く(重く)なります。下図の「✕」のエリアはクリックすることはできません。 - キチっと押された感があるかどうか?
①②③④のエリア内の位置によっては、押された感覚が微妙に変わります。 - 押す力は軽いか硬いか?
エリア内の位置によっては、軽いクリックと重いクリックの差がでます。 - 意外と気になるのがクリックした時の「音」は?
位置が変わると微妙に音質も変わります。
クリックできない部分があると聞くとデメリットに感じてしまいますが、実際の手のポジションでそのような端の部分をクリックすることは通常ありませんので、私はまったく気にする部分ではありませんでした。むしろボタンエリアが広いことがメリットに感じられました。
まとめ
「エキスパートマウス」と「スリムブレード」の使用感の比較を解説いたしました。いかがでしょうか?どちらかに傾いてきましたか?
それぞれに特徴があり、二つの良いとこ取りのマウスがあればという意見もあるようですが、ここはどちらか決断しなければなりません。笑
通常のマウスと比較した価格も当初は気になる点でしたが、会社のフォローが手厚いことを始め、手首の負担が軽減、効率化の向上を考えられれば全く問題にならない価格だと思います。(私見ですが・・・)
それでも迷っちゃう方や、余裕のある方は、デーンと2つ共ゲットして、シチュエーションごとに贅沢な使い分けもありかと思います!笑(これも、私見です)
買ってよかったぁ!と、あなた様が気に入るマウスが早く手に入りますように!!!
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最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。
では、また。解説ゾロでした!